近年来,参加日本语能力测试的考生范围不断扩大,考试目的也不断增多,除了测试日语水平外,还有的是为了就业、升级、升职等等。对测试的要求和建议也越来越多。因此,日本国际交流基金会与日本国际教育支援协会运用20多年来对日语教育学和测试理论的研究成果及迄今为止积累起来的测试成绩数据,对日本语能力测试的内容进行了改版,自2010年开始实施新的日本语能力测试。因此大家一定要在考试前进行充分的备考。今天小编为大家整理了日语阅读材料,希望会对大家有所帮助。
あいさつの意味
「おはようございます」「こんにちは」「こんばんは」「おやすみなさい」などは、ごく一般的なあいさつの言葉です。外国旅行をするとき最初に習うのが外国語のあいさつ言葉ですし、親たちは幼児に早くからあいさつの言葉を覚えさせようと苦心します。これは、多くの人があいさつは大切なことだと思っている証拠だといえます。なぜ、それほどこだわる必要があるのでしょう。
あいさつには、礼儀的な意味だけでなく、心理学的にも重要な意味があると考えられています。慶応義塾大学の山本和男教授たちは、近隣騒音の迷惑度が、あいさつを含んだお隣づきあいと関係していることを明らかにしています。
それによると、騒音を出している家族との間にお隣づきあいがあるかどうかによって、その家から出される音が邪魔だと感じられる割合が異なっているのです。たとえば、音源の人の顔をみたこともない場合には、その音が「やや邪魔」以上に感じる割合は約60パーセントでしだ。ところが、あいさつをする間柄になるとそれが約35パーセントに減り、立ち話をする関係になると20数パーセントに減っています。(A)が、いかに重要であるかがよく分かります。
注釈:
こだわる(拘る)「自五」拘泥
近隣騒音(きんりんそうおん)「連語」近邻噪音
隣づきあい(となりづきあい)「連語」和邻居交往
割合(わりあい)「名」比例
間柄(あいだがら)「名」关系,交情
問題:
文章の(A)に入るものを、次から選びなさい。
1、幼児にあいさつ言葉をできるだけ早く覚えさせること。
2、騒音を出さないように気をつけること。
3、騒音を出している人の顔を確認すること。
4、近隣の人とあいさつをすること、できたら話をすること。
次の文のうち、文章の内容と違うものはどれですか。
1、あいさつ言葉は早くおぼえなければなりません。
2、お隣とあいさつをすれば、その家からの騒音が低くなります。
3、騒音の迷惑度は隣の家とあいさつをしているかどうかによります。
4、あいさつにはいろいろな意味があります。
参考答案:4 2